伊藤忠商事は10月19日、中国およびタイの大手企業グループと合弁で中国・上海に電子商取引(EC)事業を行う合弁会社を設立すると発表した。
合弁相手は大手国有企業の中国中信集団(CITIC)、タイ大手財閥のチャロン・ポカパン(CP)グループ、移動体通信大手の中国移動通信集団、上海市政府傘下の投資会社の4社。伊藤忠を含む5社は今年4月に合弁会社設立で基本合意していたが、この度、合弁契約に正式調印した。
11月にも食料品や生活雑貨を中心に約250アイテムから試験的に販売を始め、徐々に取り扱い品目を拡大していく方針。
伊藤忠、CPグループ、CITICの3社は今年1月に資本業務提携を発表、伊藤忠とCPグループは合弁会社を通じて、CITICに約20%を出資した。