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【外食売上高】 7月は1.9%増で2ヵ月ぶりのプラス

 日本フードサービス協会が発表した7月の外食売上高(全店ベース)は、前年同月比1.9%増となり2ヵ月ぶりのプラスだった。

 

 梅雨明け後は関東地方を中心に好天に恵まれ、外食需要が回復傾向となった。客数は2.2%減だったが、メニュー変更に伴う値上げ効果などで客単価が4.2%伸びた。

 

 業態別ではファーストフード(FF)の売上高が0.1%増と8ヵ月ぶりのプラスとなった。日本マクドナルドの減収幅が縮まったことで洋風FFが3.7%減にとどまったことに加え、セルフうどん店など麺類FFが8.0%増と全体をけん引した。

 

 ファミリーレストラン(FR)は4.7%増で27ヵ月連続のプラス。夏場に需要が高まる焼き肉店が12.1%増と特に好調だった。

 

 パブ/居酒屋は3.3%減。パブ・ビアホールは3.8%増と好調だったが、店舗の削減が続く居酒屋が5.1%落ち込んだ。