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【マクドナルド】 1~3月期は99億円の営業赤字、既存店32%の減収

 日本マクドナルドホールディングスが発表した2015年1~3月期の連結業績は、売上高が前年同期比34.4%減の408億円、営業損益は99億円の赤字(前年同期は24億円の黒字)、最終損益は145億円の赤字(同じく12億円の黒字)だった。

 

 1月に発覚した商品への異物混入問題の影響などから客足が大幅に減少、1~3月の既存店売上高は32.3%のマイナスとなった。

 

 同社は4月16日、今後4年間で約2000店舗を改装、今年中に131店舗の不採算店を閉鎖することなどを柱とした「ビジネスリカバリープラン」を発表したが、同プラン実施に伴う一時的な費用50億円を計上したことも利益を圧迫した。また、減損損失35億円を特別損失に計上したことで、最終赤字が膨らんだ。

 

 同時に発表した4月の既存店売上高は前年同月比21.5%減で、1~3月に比べれば改善の兆しが見られるものの、依然として大幅減収が続いている。