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【マクドナルド】 2月の既存店売上高は28.7%減、13ヵ月連続マイナス

 日本マクドナルドホールディングスが発表した2月の既存店売上高は、前年同月比28.7%減だった。1月の38.6%減に比べてマイナス幅は縮まったが、商品への異物混入が明らかになった影響が続いていることに加え、中国の取引先が使用期限切れの鶏肉を使っていた問題も尾を引いている。

 

 客数は19.1%減で22ヵ月連続のマイナス、客単価も11.8%減で8ヵ月連続のマイナスとなった。同社では「(異物混入に関する)1月の一連の報道から、客数、売上げともに少しずつ回復の兆しが見られるが、依然として当社の事業環境は予断を許さない状況が続いている」としている。

 

 同社の14年12月期決算は営業損益が67億円の赤字と2001年の株式上場以来、初めての赤字だった。