総務省が発表した2014年11月の全国消費者物価指数(2010年=100)は変動の激しい生鮮食品を除く総合指数が103.4と前年同月比で2.7%上昇した。
物価の上昇は18ヵ月連続。
ガソリンの値下がりなどがあり、上昇幅は10月の2.9%に比べてやや縮小した。
「食料」は豚肉などの値上がりで2.9%の上昇となったが、生鮮野菜が前の年に比べて値下がりしたため「生鮮食品」は3.1%の下落、「生鮮食品を除く食料」が4.0%アップした。
そのほか、「家具・家事用品」は3.3%、「被服及び履物」は3.4%、「教養娯楽」は3.8%、それぞれ上昇した。
また、全国の先行指標となる東京都区部の12月中旬の消費者物価指数は、生鮮食品を除く総合で101.8と、前年同月比2.3%の上昇だった。