良品計画は12月12日、中国の成都市に世界旗艦店と位置づける「無印良品 成都太古里」をオープンする。売り場面積は710坪(2343平方メートル)で同社の海外店舗としては最大規模。90坪(297平方メートル)で座席数90席のカフェ・レストラン「カフェ&ミールMUJI(ムジ)」や子会社が運営するデザイン家具店「IDEE(イデー)」も併設する。
同社は10月末現在、海外24の国と地域に286店舗を展開しているが、そのうち中国は116店舗(香港を除く)と4割を占める。15年2月末までには中国での店舗数をさらに133店舗にまで増やす計画だ。
中国の不動産物件は家具付きが一般的だが、今後は個人で家具を選ぶ割合が増えるものと見られ、成都太古里店では日本で研修を行ったインテリアアドバイザー6人のほか、衣服をコーディネートするアドバイザーも4人配置する。