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ドンキホーテHD、第2四半期営業利益予想を207億円に引き上げ、通期は据え置き

 ドンキホーテホールディングスは11月5日、2015年6月期第2四半期の業績予想の修正を発表した。営業利益が前期比1.0%増の207億円になる見通しだ。

 14年7~9月期の業績が順調に推移したためだが、15年6月期通期での連結業績予想については据え置く。

 同日発表した14年7~9月期の連結業績は、売上高が前年同期比11.8%増の1638億円、営業利益が3.1%増の104億円だった。食品を中心に生活必需品の品揃えを強化し、価格訴求を強めたことで客数がアップ、既存店が好調に推移したほか、インバウンド(訪日外国人)客の増加も追い風となった。7~9月の既存店売上高は2.8%増だった。

 商品部門別の売上高(全店ベース)では食品が19.0%増の488億円、日用雑貨が9.6%増の360億円と全体をけん引した。主力のリテール事業に占める食品の売上高構成比は29.8%と前年同期に比べて1.8ポイント高まった。