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【関西スーパー】福谷常務が社長昇格、井上社長は代表権ない会長に

 関西スーパーマーケットでは10月1日付で福谷耕治(ふくたに・こうじ)常務取締役営業本部長(57歳)が社長に昇格、井上保社長(67歳)は代表権のない会長に退く。

 井上社長が健康上の理由により辞任することに伴うトップ交代。福谷氏は1979年に関西スーパー入社後、財務グループマネジャー、取締役総務グループマネジャーなどを経て、2013年6月から現職。

 商品畑が長かった井上氏は2002年に創業者の故・北野祐次氏から社長を引き継ぎ、12年に渡ってトップを務めた。

 一方、同社は2014年4?9月期の連結営業利益が8億6000万円の赤字(前年同期は4億5200万円の黒字)に転落しそうだと発表した。期初予想は4億2000万円の黒字だったが、消費税引き上げの影響、冷夏や新店の不振などが重なり、売上高が計画を下回った。会社全体の売上高に当たる営業収益は期初予想を41億1000万円下回る585億6000万円(前年同期比1.3%減)となる見通し。