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【企業倒産】 7月の小売業は126件、4月と並び今年最多

 東京商工リサーチのまとめによると7月の全国企業倒産件数(負債額1000万円以上)は882件で前年同月比13.9%減、3ヵ月連続で前年実績を下回った。7月の倒産件数が1000件を下回ったのは1991年以来。負債総額は1294億9400万円で35.1%減、6ヵ月連続の減少だった。

 

 一方、小売業は126件で前年同月と比べると18.1%減だったが、6月に比べると20件増えており、消費増税直後の4月と並んで今年最多となった。業種別では婦人・子供服が前年同月より4件多い10件となったのが目立つ。

 

 帝国データバンクによれば7月の倒産で負債額トップは、宝飾専門店「ジュエリーマキ」などを運営する三貴(東京都台東区)で126億600万円、次いで包装餅や冷凍米飯などを製造するきむら食品(新潟県燕市)の49億3300万円だった。