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【丸久】 山口県東部が地盤の同業、中央フードを買収

 山口県が地盤の食品スーパー、丸久(山口県防府市)は7月4日、同県東部で10店舗を運営する同業の中央フード(岩国市)を子会社化することで基本合意した。

 

 10月上旬をめどに中央フードの発行済み株式の54.0%を取得、また中央フードの筆頭株主である中央商事の株式の100%を併せて取得することで、間接保有を含めて中央フードを100%子会社化(議決権ベース)する。

 

 中央フードの2014年1月期の業績は、売上高(営業収益ベース)が前期比6.3%減の60億円、営業損益は3500万円の赤字(前期は300万円の赤字)で2期連続の赤字となっている。

 

 丸久は県東部での店舗網を拡充することで県内全域でのシェア拡大を図る。丸久の売上高(営業収益ベース)は15年2月期で862億円、営業利益は37億円を見込んでいる。