ローソンは千葉県香取市に野菜の加工工場を設立し、グループの店舗で販売される総菜や漬け物の原材料としてカット野菜の供給を始める。
工場の運営母体となる会社を子会社のローソンファーム千葉や地元の生産者、漬け物製造業者らと合弁で5月12日に設立、この会社は官民合同の農林漁業成長産業化ファンドが出資するサブファンドである、ちば農林漁業6次成長化ファンド(運営者・ちばぎんキャピタル)から50%の出資を受けた。
ファンド資金を活用しながら、今秋以降に加工工場の建設を開始、2015年春以降の操業を目指す。この工場ではローソンファーム千葉とその近隣の契約生産者が栽培した野菜をカットし、ローソングループ向けの総菜や漬け物を製造している工場に販売する。店頭での販売が難しかった規格外品や余剰品を有効活用する。
加工品目は大根、ニンジン、白菜、きゃべつなどで15年度に2億8900万円の販売を計画する。