マツモトキヨシホールディングス(HD)は5月1日、タイの食品スーパーでプライベートブランド(PB)商品のテスト販売を始めた。
2013年11月に共同での事業展開を協議・検討することで基本合意したタイの大手スーパー、セントラルフードリテールが運営する食品スーパー「トップスマーケット」「セントラルフードホール」など19店舗で、マツキヨHDの化粧品・雑貨のPBおよび日本のナショナルブランド品を販売する。タイの市場ニーズを確認しながら、現地での販売拡大につなげる。
セントラルフード社は食品スーパーを中心に約130店舗を展開しており、マツキヨHDは両社でノウハウを共有しながら、タイでドラッグストアの共同展開を目指す方針。
日本の大手ドラッグストアではツルハHDが12年7月、タイの大手消費財メーカー、サハグループとの合弁でバンコクの都心部に1号店をオープン。今年4月15日現在で、16店舗を展開している。