靴専門店のエービーシー・マートは４月９日、2015年２月期の連結営業利益が前期比4.9％増の358億円になりそうだと発表した。上期は消費増税の影響もあり0.5％の減益を見込むが、下期に挽回する。計画通りに行けば11期連続での過去最高益更新となる。
今期の新規出店は国内約60店舗、海外が30店舗強を計画、前期は国内外合わせて111店舗を新設しているため出店ペースは鈍るが、売上高は8.0％増の2030億円を見込む。
14年２月期の業績は、プロパー価格での販売強化やオリジナル商品の拡販などによって既存店売上高が5.8％増と好調に推移、連結売上高は18.0％増の1880億円、営業利益は12.3％増の341億円と２ケタの増収増益だった。韓国、台湾、米国で計44店舗を出店した海外事業も好調で、営業利益は72.6％増の27億円に拡大、連結業績に貢献した。