メニュー

【ニトリ】新社長に白井専務、持株会社は似鳥社長が留任

 ニトリホールディングス(HD)は3月28日、傘下の事業会社ニトリの社長に白井俊之取締役専務執行役員(58歳)が昇格する人事を決めた。就任は5月9日付。持株会社の社長を兼務している創業者の似鳥昭雄社長(70歳)は、ニトリでは代表権のある会長となる。

 白井氏は1979年にニトリ入社、2001年取締役、10年に取締役専務執行役員となり、11年5月から商品部ゼネラルマネジャーを務めている。

 一方、同日発表したニトリHDの14年2月期の連結業績は、売上高が前期比11.1%増の3876億円、営業利益が2.5%増の630億円だった。円安の進行で海外生産している自社開発商品の原価率が上がったものの、消費増税前の駆け込み需要などで販売が伸び、増収増益を維持した。

 15年2月期は売上高が6.6%増の4130億円、営業利益が3.1%増の650億円を見込む。