日本フランチャイズチェーン協会がまとめた主要コンビニエンスストア10社の11月の売上高は、既存店ベースで前年同月比0.4%増と5ヵ月ぶりのプラスとなった。
入れ立てコーヒーなどカウンター商材が好調だったことに加えて、東日本太平洋側で降水量が少なかったこともあり、客数が1.0%増と4ヵ月ぶりに前年実績を上回った。一方、タバコ・雑誌購入者の減少などから客単価は0.6%減と3ヵ月ぶりのマイナスとなった。
大手の積極的な出店で店舗数が5.3%増となった結果、新店を含む全店ベースでの売上高は5.7%増と9ヵ月連続のプラスだった。
商品部門別の全店売上高は、弁当・総菜を含む日配食品が12.3%増となるなど加工食品(3.5%増)、非食品(1.0%増)、サービス(5.2%増)の全部門で前年実績を上回った。