総務省が発表した10月の全国消費者物価指数(2010年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比0.9%上昇の100.7で5ヵ月連続での上昇となった。
電気代が8.2%、ガソリンが7.1%それぞれ上昇するなどエネルギー関連が全体を押し上げたほか、テレビなど家電製品の下落幅が縮小した。
相場高でキャベツが76.6%上昇するなど生鮮野菜は14.1%上がった。食料は1.4%の上昇、生鮮を除く食料は0.2%の上昇だった。
全国の先行指標となる東京都区部の11月の消費者物価指数(中旬速報)は生鮮食品を除く総合が0.6%上昇の99.6で、7ヵ月連続で上がった。