イオンは11月30日、新業態の大型ファッション専門店「F.T(エフティ)」を出店する。ワンフロアで約3500平方メートルと衣料品専門店としては大きな売り場面積を使い、40代の団塊ジュニア世代を主なターゲットとした衣料品や生活雑貨などを販売する。
バイヤーがさまざまなブランドから買い付けた商品を自主編集して売り場を構成する、いわゆるセレクトショップのスタイルで、婦人物40ブランド、紳士物28ブランド、子供服・洋品が14ブランド、室内装飾品やリネン類、キッチン雑貨などホームファッションで8ブランドを取り扱う。
「トラッド」「フェミニン」といったテーマ別に売り場を区分けし、衣料品と雑貨を同時に扱う。
子供連れの来店客がゆっくりと買い物できるように店内にはカフェや児童書約1000冊を揃えた「こどもラウンジ」を設ける。
グループの商業ディベロッパー、イオンタウンが開発した近隣型ショッピングセンター「イオンタウン吉川美南」(埼玉県吉川市、営業施設面積約4820平方メートル)の核店舗として出店する。