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【イオン】 トップバリュ5000品目の価格を年内据え置き

 イオンは8月28日、プライベートブランド(PB)「トップバリュ」約5000品目の価格を12月31日まで据え置くと発表した。

 原材料価格高騰や円安などの影響でメーカー品の値上げが相次ぐ中、PBの価格優位性をアピールして拡販につなげる。

 同社によれば、今年になってピーコックストアやダイエーを新たに子会社化したことでPBの取扱いが拡大、スケールメリットを生かした調達や物流の効率化で原材料価格の上昇分を吸収するという。

 一方、高品質PBの「トップバリュセレクト」については、現在の230品目を来年2月末までに300品目に増やし、品揃えを拡充する。コンビニエンスストアなどで高付加価値型のPBが広がっており、イオンもこうした流れに対応する。

 イオンのPBは、通常のトップバリュのほか、高付加価値型のトップバリュセレクト、低価格訴求型のトップバリュベストプライスの3層構造となっている。