イオン傘下で総合スーパー(GMS)事業を担当する中核事業会社、イオンリテールの新社長にイオンディライト社長の梅本和典氏(61歳)が就任する。現社長の村井正平氏(62歳)は代表権を持ったまま会長に就く。就任はいずれも3月1日付け。
村井氏はイオン本体のGMS事業最高経営責任者を兼務しており、今後は海外を含むグループGMS事業全体を統括する立場に専念する。
梅本氏は1974年にジャスコ(現イオン)に入社、2008年にイオンの執行役グループIT責任者、09年にIT子会社のイオンアイビス社長を兼務するなどITや店舗運営の経験が豊富。11年5月から商業施設の管理・清掃・警備やビルの保守・メンテナンスなどを行うイオンディライトの社長を務める。
なお、梅本氏の後任のイオンディライト社長には同社副社長の中山一平氏(56歳)が就任する。