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マックスバリュ東海が中国・広州市に中国1号店オープン、イオン系食品スーパーで初

 イオン子会社の食品スーパー、マックスバリュ東海(静岡県長泉町)は1月19日、広東省広州市に中国における1号店「マックスバリュ太陽新天地店」をオープンした。

 同店は高層住宅が集まる珠江新城エリアにある商業施設「太陽新天地ショッピングセンター」に核テナントの一つとして出店した。同SCは百貨店、専門店、映画館などが入居しており、10万平方メートルの商業施設面積を持つ。

 同SCの地下1階部分に出店したマックスバリュ太陽新天地店の売り場面積は2323平方メートル、総菜部門を強化し、寿司、インストアベーカリー、デザートなどをコーナー展開している。

 マックスバリュ東海は同社が80%、イオンの現地法人が20%を出資するマックスバリュ広州(広州市)を今年1月に入って設立、今後、同社を通じて広州市内での食品スーパーの多店舗化を図っていく。

 イオングループとしては中国で総合スーパーと食品スーパーを合わせて51店舗展開しているが、イオンの食品スーパー子会社が独自に中国に進出するのは今回が初めて。マックスバリュ東海のほか、マックスバリュ西日本(広島市)は山東省青島市で、マックスバリュ中部(三重県松阪市)は江蘇省蘇州市でそれぞれ食品スーパーを展開していく計画で、イオングループとして食品スーパーの店舗数を2020年度に400店に増やす目標を掲げている。