セブン&アイ・ホールディングスは12月12日、プライベートブランド(PB)「セブンプレミアム」を含めて、オリジナル商品の売上高を2015年度にグループ全体で3兆円に増やす計画を明らかにした。
セブンプレミアムの品目数は現在約1700、12年度は4900億円の売上高を見込むが、今後は開発領域を拡大したり、既存商品の見直しを図ったりするなどして販売を強化、15年度には品目数2400で1兆円の売上高を目指す。
そのうち、高品質PB「セブンゴールド」が占める売上比率を現在の2%から15%に高め、単価アップと利益率の向上を図る。
一方、セブンーイレブン・ジャパンの弁当や総菜、あるいは大手メーカーとのタイアップによる限定販売商品などに代表される独自商品の割合を増やし、PBと合わせて3兆円の売上高を目指す。