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ドラッグストア決算、マツキヨ、サンドラの大手2社は揃って中間期最高益

 ドラッグストア大手のマツモトキヨシホールディングスとサンドラッグが発表した2012年4~9月期の連結営業利益は、マツキヨが前期比1.9%増の84億円、サンドラッグが11.9%増の119億円で共に増益だった。東日本大震災後のまとめ買い特需などで好調だった前年同期を上回り、両社とも中間期としては過去最高益を更新した。

 売上高はマツキヨが6.0%増の2277億円、サンドラッグが5.0%増の1997億円だった。マツキヨはグループ全体で39店舗を新設する一方で、業績改善の見込めない31店舗を閉鎖。65店舗の既存店改装を実施した結果、既存店売上高が1.4%増えた。東北で62店舗を展開するダルマ薬局(仙台市)を5月に完全子会社化したことも売上げにプラスとなった。

 サンドラッグはフランチャイズ3店舗を含めて24店舗を新設(11店舗を閉鎖)、既存店売上高は0.5%増だった。

 13年3月期通期では、マツキヨが売上高4500億円(前期比3.5%増)、営業利益187億円(3.3%増)、サンドラッグが売上高4153億円(7.4%増)、営業利益239億円(7.6%増)を見込んでいる。