ローソンは6月26日から二酸化炭素(CO2)排出権付きの商品3品目を発売する。
全国のローソン店舗で扱うのは日本コカ・コーラの「リアルスパーク500ミリリットル」(税込147円)。サントリーの「金麦STOP!地球温暖CAN350ミリリットル」(141円)、「同500ミリリットル」(197円)は、全国の酒取扱店舗にて7月3日から発売する。3商品とも、CO2排出権取得費用は価格に転嫁していない。
今回の排出権付き商品は、中国の小型水力発電・風力発電、ブラジルのバイオマス発電で創出された排出権をローソン、日本コカ・コーラ、サントリービア&スピリッツが共同で購入し、商品購入者に代わって排出権を日本の償却口座(国別割当量口座)に移転するというもの。
ローソンは2008年4月から「CO2オフセット運動」を通じて排出権の購入と移転を行っており、12年5月末までにオフセットしたCO2の総量は1万6956トンとなった。