日本フランチャイズチェーン協会がまとめた主要コンビニエンスストア10社の4月の売上高は全店ベースで前年同月比10.9%増、既存店ベースで6.1%増といずれも高い伸びを示した。既存店がプラスとなるのは7ヵ月連続。
昨年は東日本大震災後の自粛ムードで花見やゴールデンウイークの行楽ニーズが落ち込んだが、今年はその反動で米飯、調理パン、総菜などの行楽需要が高まった。同様の理由からイベント用チケットの販売も伸びた。
また、昨年は震災の影響によるたばこの供給不足があり、その反動が非食品の売上げを押し上げる要因の一つとなった。
既存店ベースの客数は1.4%増、客単価は4.6%増だった。