イトーヨーカ堂は4月11日、愛知県碧南市に農業事業会社「セブンファーム東海」を設立、東海エリアでの直営農場の運営と食品リサイクルに乗り出した。
セブンファーム東海の農場面積は約2ヘクタールで、ニンジンや玉ネギ、サツマイモ、トウモロコシなどの露地野菜を栽培、初年度に約100トンを収穫する予定。収穫した野菜は愛知県内のイトーヨーカドー6店舗で販売する。販売開始は玉ネギが6月から。
また、6店舗のうち3店舗から食品廃棄物を回収、堆肥化したうえで直営農場で再利用する循環型農業を目指す。
同社は2010年5月に農業事業の中核会社「セブンファーム」を設立、全国10ヵ所での農場経営を目指しており、セブンファーム東海は6ヵ所目となる。