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【全国百貨店】1月の売上高は1.1%減、2ヵ月ぶりのマイナス

 日本百貨店協会が発表した全国百貨店の1月の売上高は、既存店ベースで前年同月比1.1%減だった。昨年12月は晴れて気温が低い日が多かったことから冬物衣料の販売が好調で6ヵ月ぶりに既存店売上高が前年を上回ったが、1月は再びマイナスに転じた。

 

 月前半の初売りやバーゲンセールは前年を上回る勢いだったが、後半は雪の影響などで失速した。

 

 商品別では高級時計など美術・宝飾・貴金属が0.5%増と堅調だったほか、地方物産展などの食品企画が好評で総菜が2.4%伸びた。

 

 10大都市では東京が3.1%減、名古屋が1.7%減と苦戦、復興需要が続く仙台が7.8%増と高い伸びを維持した。