マツモトキヨシホールディングスは2月10日付で、大阪と山梨でマツモトキヨシのフランチャイズ(FC)店を運営している地場ドラッグストア2社を買収した。買収したのは弘陽薬品(大阪市)とイタヤマ・メディコ(甲府市)。弘陽薬品は2005年9月、イタヤマ・メディコは07年9月からFC加盟しているが、マツキヨHDが両社の創業家から全株式を買い取り、完全子会社化する。
弘陽薬品の店舗数は15店、売上高は25億円(11年3月期)、イタヤマ・メディコは10店舗で約17億円の年商(11年9月期)となっている。完全子会社化することで大阪、山梨でのシェア拡大を図る。
マツキヨHDは同日、北海道・東北・北関東などでドラッグストアを運営する子会社、エムケイ東日本販売(仙台市)の社名を4月1日付でマツモトキヨシ東日本販売に変更すると発表した。エムケイ東日本販売は1月末現在で、1道12県に107店舗を展開している。