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【セブン&アイ】3~11月期の営業利益は23.0%増、過去最高を記録

 セブン&アイ・ホールディングスが発表した2011年3~11月期の連結業績は、営業利益が前年同期比23.0%増の2162億円と第3四半期としては過去最高を記録した。

 主な事業会社では、セブンーイレブン・ジャパンの既存店売上高が7.6%増と好調で、営業利益は6.4%増の1419億円に。前年同期に74億円の営業赤字を計上していたイトーヨーカ堂は粗利益率が1.1ポイント上昇の29.9%に改善したことで、36億円の黒字に転換した。震災の復興需要で既存店が0.9%増となったヨークベニマルは、営業利益が約2.1倍の118億円に拡大。そごう・西武の営業利益も33億円と前年同期の約19倍に伸びた。

 売上高に当たる営業収益は、米子会社の7-イレブン・インクの会計基準変更が影響して7.2%減の3兆5484億円となったが、コンビニ事業の加盟店売上高を含むグループ売上高は6兆46億円で6.4%増えた。