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【ニトリ】3~11月の営業利益は1.6%増、既存店が苦戦

 家具専門店大手のニトリホールディングスが発表した2011年3~11月期の連結業績は売上高が前年同期比5.0%増の2415億円、営業利益が1.6%増の403億円だった。既存店は苦戦したものの、自社開発の大型ショッピングセンター「ニトリモール東大阪」(大阪府)などの新設で増収を確保した。円高が仕入れコストの低減につながり、営業利益も微増となった。

 9~11月期だけでみると、売上高は6.3%増の822億円、営業利益は20.7%増の144億円と7月以降の円高効果と震災復興需要などで収益は上向きつつある。

 12年2月期通期では売上高3292億円(4.7%増)、営業利益547億円(3.9%増)を見込む。