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【小売業販売額】11月は1.9%増で3ヵ月ぶりのプラス、大型小売店は0.5%減

 経済産業省が発表した10月の商業販売統計速報によると、小売業販売額は前年同月比1.9%増の11兆90億円と3ヵ月ぶりのプラスとなった。自動車小売業が22.7%増と大きく伸びた。昨年10月はエコカー補助金の打ち切り直後で自動車販売が大幅に落ち込んでいたため、その反動が出た。

 

 大型小売店の販売額は1兆6060億円で0.5%減。3ヵ月連続のマイナスだった。百貨店は衣料品が0.2%のプラスだったものの、全体では0.8%減。スーパーは主力の飲食料品が0.8%増えたが衣料品などの売れ行きが悪く、全体では0.3%減となった。

 

 コンビニエンスストアは好調で、販売額は16.4%増の7587億円。既存店ベースでも13.4%増と2ケタの伸びを記録した。