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【アイン】売上高、利益とも過去最高、元西友・木内氏を社外役員に

 調剤薬局大手のアインファーマシーズが発表した2010年4月期連結業績は、売上高が前期比8.8%増の1254億円、営業利益が22.6%増の64億円、純利益が47.2%増の31億円となり、売上高、利益ともに過去最高を記録した。

 調剤薬局事業は24店舗の新設(2店舗閉鎖)に加え、既存店がプラス成長だったことで売上高は1116億円(9.6%増)、営業利益は83億円(23.2%増)の増収増益となった。

 一方、ドラッグストア事業では西武池袋本店への出店、セブン-イレブンとの共同出店など提携先であるセブン&アイ・ホールディングスとの事業連携を深めたものの、既存店の多くは前年を下回る売上となり、営業損益は4億円の赤字(前期は2億円の赤字)と7期連続で赤字が続いた。売上高は2.8%増の136億円だった。

 なお、同社は7月29日付けで元・西友社長の木内政雄氏を社外取締役に迎える人事も発表した。