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ローソン、九九プラスとローソンEMを完全子会社化、株式交換で

 ローソンは7月1日付けで生鮮コンビニの九九プラスとチケット販売のローソンエンターメディア(LEM)を株式交換で完全子会社化する。ローソンは九九プラス株の77.71%、LEM株の75.52%を保有する筆頭株主。九九プラスとLEMは共に大阪証券取引所ジャスダック市場に上場しているが、上場廃止となる。

 ローソンは今年3月に九九プラスを完全子会社化する予定だったが、LEM元役員による不正な資金流出事件が明らかになったことから株式交換を中止していた。

 なお、九九プラスが発表した2010年2月期の連結業績(11ヵ月の変則決算)は、売上高に加盟店からのロイヤルティ収入などを加えた営業総収入が1354億円、営業利益が17億円、純利益が16億円だった。バリューローソンから移管した70店の「ローソンストア100」に加え、首都圏、中京・関西圏を中心に108店を新設(38店を閉鎖)した結果、店舗数は996店(直営829店、フランチャイズ167店)となった。

 「SHOP99」から「ローソンストア100」への看板替えも順調に進み、「ローソンストア100」の店舗数は878店にまで増えた。