ファミリーマートはアジアを中心とした各国で日本への留学を希望する学生を支援するサービスを始める。河合塾グループのゴートゥースクール・ドット・コム、旅行会社大手のJTBと組んで、留学情報の収集や入学手続き、旅券・宿泊先の手配から日本に来てからのアルバイト・就職探しの支援などトータルでサポートする体制を築く。
まず、9月14日から台湾のファミリーマート約2500店で日本への留学情報を掲載したフリーペーパーの配布を開始した。今後は、大学の入試要綱や願書を店頭のマルチメディア端末で受け取ったり、検定料の納入を受け付けたりするサービスなども行う予定。また、来日後はファミリーマート店舗でアルバイトを受け入れることも考える。
ファミリーマートは日本への留学生が多い韓国、中国、ベトナムでも店舗を展開しており、これらの国にも同様のサービスを広げていく構え。
ファミリーマートは8月末現在で日本を除くアジアに約8600店舗を展開しており、優秀な留学生は海外法人の社員として雇用することも考える。