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【ケーズHD】営業利益1.8倍の218億円、今期売上高 7000億円に

 家電量販店大手のケーズホールディングスが発表した2010年3月期連結業績は、直営で42店を新設(12店を閉鎖)する積極出店で売上高を13.0%増の6486億円に伸ばすと同時に、売上高総利益率が1.2ポイントの改善で22.0%に上昇、販売管理費率を前期並みに抑えたことで営業利益は85.4%と大きく伸び218億円となった。これに仕入割引(リベート)などを加えた経常利益は54.5%増の290億円だった。フランチャイズ店を含むグループ全体の既存店ベースの売上高も0.6%増と前年をクリアした。

 

 11年3月期も直営で30店と積極的な出店計画を維持、売上高は7000億円(7.9%増)の達成を見込む。営業利益は252億円(15.1%増)、経常利益は315億円(8.4%増)、純利益は161億円(1.0%増)と最高益を更新しそうだ。