ヤマダ電機が発表した2009年4~12月期の連結業績は、エコポイントの対象である冷蔵庫やテレビの販売が好調だったほか、「LABI日本総本店池袋」(東京都豊島区、10月30日開業)など32店舗を新設(閉鎖は18店舗)した効果などから、売上高は前年同期比6.4%増の1兆4899億円となり、販売管理費の伸び(3.7%増)を吸収、営業利益は15.3%増の549億円となった。営業外収益として仕入割引(リベート)63億円を計上したことに加え、前年同期に比べてデリバティブ評価損が減少したことから経常利益は15.1%増の643億円と4~12月期では過去最高を記録した。
10年3月期通期では売上高1兆9680億円(前期比5.1%増)、経常利益817億円(26.5%増)、純利益433億円(30.4%増)を見込む。