ドラッグストア大手のツルハホールディングス(札幌市)は12月21日、2011年5月期の連結業績予想を上方修正、営業利益は前年同期比15.0%増の141億円となる見通しだ。従来予想は129億円だった。
猛暑効果で夏物商材などが伸び、6~11月期の既存店売上高が1.8%増となるなど業績が好調に推移したことが要因。売上高は従来予想より58億円多い2980億円(前期比6.5%増)、純利益は7億円多い76億円(同17.3%増)を見込む。 同日発表した6~11月期の連結業績は、売上高が前年同期比7.1%増の1515億円、営業利益が9.8%増の81億円だった。店舗については35店舗を新設する一方で、10店舗を閉鎖。グループの直営店舗は930店舗となった。