ファミリーマートは3トントラックを改造した移動販売車を9月中旬から順次、岩手・福島・宮城の3県で稼働させる。10月末までに計3台を投入、被災地の避難所近くなど数カ所を巡回しながら営業する。
移動販売車は店舗と同じように常温、定温(16~20℃)、冷蔵(3~8℃)、冷凍(マイナス24℃以下)の4温度帯の販売設備を荷台部分に搭載、客が荷台に上って商品を選び、外に設置したレジで精算する。
商品はおにぎりや弁当、調理パン、カップ麺などの加工食品、洗剤などの日用雑貨など約300品目を取り扱う。その場で商品を温められる電子レンジやお湯を沸かせる電気ポットも備える。
将来的には全国の過疎地などで買い物弱者支援用としても稼働させる予定で、移動販売車の数を増やしていく方針。
コンビニではセブンーイレブン・ジャパンやローソンも移動販売車を稼働させている。