メニュー

【オートバックス】4年間で120店の出店計画、営業益160億円目指す

 カー用品チェーン大手のオートバックスセブンは2014年3月期を最終年度とする中期計画を明らかにした。4年間で120店舗を新設し、連結営業利益は10年3月期比で約1.6倍の160億円を目指す。また、約400店の既存店については売場レイアウト変更などの改装を実施し、売上を維持する。新規出店と改装に伴う投資額は4年間で約330億円を計画するが、店舗の収益力向上で同期間中に営業キャッシュフロー約580億円を創出する。

 

 同社が発表した10年3月期の連結業績は、米国事業と二輪用品事業からの撤退や直営店舗数が8店舗の純減となったことなどから、売上高は前期比10.1%減の2329億円となったものの、販売管理費を16.1%削減したことで営業利益は約2倍の101億円に増えた。前期に33億円の赤字を計上した最終損益は58億円の黒字に転換した。