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【ヤマザワ】既存店不振で減収減益に、特損計上で最終損益は赤字

 山形県を地盤に食品スーパーとドラッグストアを展開するヤマザワの2011年3月期第1四半期(10年4~6月)の連結業績は、ドラッグストア併設型の食品スーパー1店舗を新設したものの既存店が大幅な減収となり、売上高は前年同期比3.4%減の214億円、営業利益は18.9%減の4億円で減収減益となった。資産除去債務に関する会計基準の適用により特別損失4億5100万円を計上、純損益は7500万円の赤字となった。

 月次ベースの既存店売上高は4月が7.5%減、5月が7.4%減、6月が4.5%減と苦しんだ。

 11年3月期通期の業績は従来通り売上高900億円(0.4%増)、営業利益23億円(1.2%増)、純利益9億円(21.4%減)を見込んでいる。