眼鏡専門店大手のメガネスーパーが発表した2010年4月期の業績(非連結)は、眼鏡市場全体の価格下落の影響などから売上高が前期比14.8%減の250億円と大きく落ち込み、営業損益は4億円の赤字(前期は2億円の赤字)と3期連続で営業損失を計上した。また、遊休不動産やゴルフ場の売却に伴う減損損失を計上したことから、純損益の赤字幅は42億円に広がった。
眼鏡専門店では三城ホールディングスも10年3月期で2期連続の営業赤字を計上するなど、消費者の買い控えや単価下落などで厳しい経営が続いている。
メガネスーパーの11年4月期の業績予想は、売上高が1.4%増の254億円、営業利益は1.8億円の黒字転換を見込む。ただし、純損失は6億円と最終赤字が続きそうだ。