米ウォルマート・ストアーズは6月3日、国内従業員の通信制大学での単位取得を支援する計画を明らかにした。インターネットを使った通信制大学のアメリカン・パブリック・ユニバーシティ(ウエストバージニア州、学生数約7万人)と提携、同社の従業員は通常の授業料より15%安い金額で受講できるようにする。また、授業料やテキスト代の補助として同社は通信教育を受ける従業員に3年間で総額5000万ドル(約46億円)を支援する。
フルタイムで1年以上、パートタイムで3年以上の社歴のある従業員なら受講できるが、直近の勤務評価が一定レベル以上であることが条件となっている。