大日本印刷は7月1日、小売業のプライベートブランド(PB)商品の容器や包装紙を広告媒体として食品メーカーなどに販売する広告代理店子会社、フレップス(東京都新宿区)を設立した。
スーパーなどが販売するPB商品のパッケージに広告掲載スペースを確保し、そのスペースを企業に販売する。例えば、PB商品の牛乳パックに牛乳とチョコレートシロップを混ぜてホットチョコレートを作るレシピを掲載し、チョコレートシロップの関連購買を促す。
当初は食品・日用品メーカーの広告を中心に取り扱い、4年後に年間2億円の売上げを目指す。フレップスは大日本印刷の社内ベンチャー制度によって発足した7番目の会社となる。