ファーストリテイリング傘下のユニクロと東レは2011~15年までを戦略的パートナーシップ第2期5ヵ年計画と位置づけ、累計取引額4000億円を目指すことで合意した。
両社は2006年に業務提携を結び、東レがユニクロ向けに専用素材を開発するなど商品の企画段階から深く連携してきた。東レはユニクロ向け専門部署を社内に設けているほか、中堅幹部1人をユニクロに出向させるなど緊密な意思疎通を図り、機能性肌着「ヒートテック」や速乾性肌着「シルキードライ」などのヒット商品を生んできた。
ユニクロは海外事業を今後の成長の柱としており、東レは海外での生産基盤を整備・拡充することで同社の海外事業を支援していく。