日本フランチャイズチェーン協会がまとめた主要コンビニエンスストア10社の８月の既存店売上高は前年同月比7.9％増となった。既存店のプラスは10ヵ月連続。６月の9.0％増、７月の9.5％増に続いて高い伸びを示した。
既存店の客数は0.04％増と横ばいだったが、客単価は7.9％増えた。中旬から下旬にかけて西日本を中心に大雨に見舞われ、気温の低い日が多かったことが客足に響いた。
商品別の売上高（全店ベース）では、アイスクリームやソフトドリンクの動きが鈍かったことなどから加工食品が2.6％減と３ヵ月ぶりのマイナスとなった。弁当などの日配品は5.5％増、たばこなどの非食品とチケットなどのサービスはそれぞれ23.5％増、17.4％増と大きく伸びた。