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【サンドラッグ】エリアFCのサンドラッグ東海を完全子会社化

 ドラッグストア大手のサンドラッグは、愛知県を中心にフランチャイズ(FC)店舗を運営するサンドラッグ東海(名古屋市)を完全子会社化することを決めた。現時点でサンドラッグ東海への出資はないが、10月1日付で同社の発行済み株式のすべてを取得する。

 サンドラッグ東海の売上高は2011年3月期で85億円、営業利益は8100万円。完全子会社化してもサンドラッグの連結業績に大きな影響はないが、直営に切り替えることで東海地方での出店スピードを上げていく。

 サンドラッグは1999年に北海道でFC展開をスタート、現在は愛知県のほか四国でもFC店を出店している。11年3月末時点で全807店舗のうち118店舗がFC店となっている。食品スーパーのいちやまマート(山梨県中央市)と三越伊勢丹フードサービス(東京都中央区、旧クイーンズ伊勢丹)もサンドラッグのFCに加盟している。