そごう・西武は６月24日、西武池袋本店地下１階の食品売場に直営の総菜ショップ「リトルシェフ」をオープンする。「デパ地下」と呼ばれる百貨店の地下食品売場で、総菜を直営展開する例は珍しい。
そごう・西武では自社のバイヤーや販売員に外部のフードコンサルタントなどを交えた女性７人の開発チームを組織し、一人暮らしのOLをターゲットにしたオリジナル総菜60品目を新たに開発。これに専門店の商品や飲料、デザートなどを加えて135品目を約35平方メートルの売場で展開する。
オリジナル総菜は「黒毛和牛入りロールキャベツ」（380円）、「ロコモコ丼」（580円）などで、素材や調理料などにこだわる一方、容量を少なめにして価格を抑えた。OL向け雑誌「Hanako」と共同企画した商品も投入していく。