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【富山県】焼き肉店「牛角」でも食中毒発生、O157検出

 富山県は6月2日、焼き肉チェーン「牛角高岡店」(同県高岡市)で5月6日に食事をした36人のグループのうち20人が下痢・腹痛の症状を訴えたため、高岡厚生センターで調査したところ、同店での食事が原因の食中毒であることが判明したと発表した。

 

 このため、県では6月2~4日までの3日間、同店に営業停止を命じた。客は18~19歳の男女のグループで、腸管出血性大腸菌O157が検出されたという。4人が病院で受診したが、現在は、全員が回復している。

 

 牛角のチェーン本部であるレインズインターナショナルによれば、店舗従業員や同店の在庫品の食材などからO157は発見されておらず、同店の客からほかに食中毒症状の報告はないという。同店は福井県のダイニング(福井市)がフランチャイズ店として運営している。

 

 富山県では今年4月、「焼肉酒家えびす」3店舗での食中毒事件も発生している。