ドラッグストア大手のグローウェルホールディングスの2010年8月期第3四半期累計(09年9月~10年5月)での連結業績は、34店舗の積極出店(閉鎖6店舗)と3月に大阪を地盤とするイレブン(大阪府堺市)を完全子会社化した効果で売上高が前年同期比20.0%増の1706億円、営業利益が17.9%増の47億円と2ケタの増収増益を記録した。
品目別の売上では同社が力を入れている調剤が30.5%増と好調で、売上全体の約8%を占めるまでになった。
傘下の事業会社別の店舗数は、ウエルシア関東(さいたま市)が362店舗、高田薬局(静岡市)が111店舗、寺島薬局(茨城県つくば市)が120店舗、イレブンが64店舗で、総計657店舗(うち調剤取扱店412店舗)となった。
10年8月期通期の業績は従来予想を据え置き、売上高2380億円(19.6%増)、営業利益70億円(27.6%増)、純利益30億円(39.3%増)を見込む。