ローソンは6月9日、「ローソン松山東石井六丁目店」(愛媛県松山市)に同社としては初めてリチウムイオン電池を活用した創エネシステムを導入した。
同システムは太陽光発電設備、LED(発光ダイオード)照明、エネルギー管理システム、リチウムイオン電池などで構成され、発電した電力を店内照明、POSレジなどで使用すると同時にリチウムイオン電池に蓄電して、電力を効率よく使用する。
また、地震などの緊急災害時にはリチウムイオン電池で蓄電した電力を非常用電源として利用する。将来的には電気自動車の充電施設への活用も視野に入れる。ローソンでは同様のシステムを2011年2月までに10店舗程度に導入する予定だ。
今回のシステムは大和ハウス工業が企画・施行したが、同社ではローソンを含めて11年2月までに50店舗のコンビニエンスストアに次世代型省CO2モデルの導入を目指すという。