メニュー

ヤマナカ、今期営業利益予想を下方修正、約2割減の3億円に

 愛知県が地盤の食品スーパー、ヤマナカ(名古屋市)は2月14日、2011年3月期連結業績予想の下方修正を発表した。昨年10月18日公表の従来予想では営業利益は前期比33.7%増の5億円としていたが、19.8%減の3億円と一転して減益を見込む。

 価格競争による1品単価の下落などで売上高が計画を下回っているのが主因。営業収益(売上高と不動産収入などの合計)は従来予想を8億円下回る1052億円(前期比2.3%減)となりそうだ。

 同社では今期に入って既存店3店舗をディスカウント業態「ザ・チャレンジハウス」に転換するなど価格競争への対応を急いでいるが、2期連続での減収減益決算が避けられない状況となった。